専用アプリをフル活用!ディナーミールのサブスクリプション「Plated」
今回紹介するのはアメリカのミールキットサービス「Plated」。
ぜひ最後までお読みください。
目次
高級食材のレシピ付きミールキットサブスクリプション「Plated」
Platedは高級食材とシェフ監修のレシピを含むディナーミールキットのサブスクリプションサービスです。
メニューは週ごとに肉、シーフード、ベジタリアン向けと、毎回20種類から選ぶことができます。
2人分から注文でき、週ごとの食事数は2~4食分から選択します。
配送は週に一度で、配送のスキップやメニューはいつでも変更することができます。
送られてくるのは塩コショウや油、卵などを除く、食材とレシピカード。
食材は鮮度を保つ工夫として、肉は保冷パックをまわりに詰め込み、野菜は保冷パックで霜焼けしないように仕切りを入れて梱包されるようになっています。
ここまでは以前紹介した「Hello Fresh」と似たような感じですね。
Platedの強みは何なのかをさらに説明していきます。
専用アプリを導入
Platedで注目したいのがiOS/Android端末に対応した専用アプリです。
このアプリではプランの設定や、配送のスキップ設定、メニューの選択、レシピのダウンロードと、サービスに関することは一通り対応可能となっています。
通販で専用アプリを展開する事例は日本でも多くなっていますが、ここでメリット、デメリットを説明していきます。
通販サイトでの専用アプリのメリット
オフライン状況での閲覧もある程度可能
まず、ウェブページの場合、常にサーバーと通信状態である必要がありますが、アプリであればある程度オフラインでも対応でき、通信状況への依存は比較的低くなります。いつでも手軽に操作できるスマートフォンだからこそ、通信状況の影響でコンテンツを閲覧できないのは非常にストレスです。オフラインでも閲覧できる仕組みをアプリ内で用意しておくことが重要です。
認知度アップとリピート性向上
ホーム画面に常にアプリのアイコンが存在しているため、ユーザーからの認知がウェブページよりも高くなります。また、ホーム画面から手軽にアクセスできるため、ユーザーがサービスと接する機会が多くなり、結果としてリピート性も向上します。
プッシュ機能によるタイムリーな情報配信と効果的な集客
アプリといえば、位置情報やカメラといったネイティブアプリとの連携はもちろん、プッシュ通知ができることも強みです。最新情報をタイムリーに通知することができるため、日本でもプッシュ通知の開封率はメルマガの15倍ともいわれており、効果的な集客が可能になります。
通販サイトでの専用アプリのデメリット
専用アプリにはたくさんのメリットがあるようですが、逆にどんなデメリットがあるのかもみていきましょう。
開発するためのコスト
ウェブサイトを作る場合と比較して、アプリ開発は約2~3倍ものコストがかかります。
理由としてはウェブサイトではテンプレートのオープンソースがあり、手軽に作成が可能ですが、アプリの場合には設計からコーディングまでを一から行う必要があるためです。
さらに、iOSとAndroidでは別の言語が使用されているので、ウェブサイトの作成よりも高度な技術が要求されます。
アプリの更新が大変
アプリで問題となるのが、OSのバージョンアップへの追従です。
OSが更新されるごとに常にアプリも対応版にバージョンアップする必要があり、バージョンアップの作業の度に改修費用が発生します。
さらに、アプリがバージョンアップされた場合にはユーザー側で都度アップデートを行なってもらう必要もあります。ウェブサイトと比較して更新に手間とコストがかかる点が課題です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「Plated」を例に、通販事業で専用アプリを導入した際のメリット・デメリットをご紹介しました。
コストはかさむ点がネックですが、そこがクリアできれば効果的な施策といえるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
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高橋愛実@テモナ株式会社

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